お客様から「ヒンジが動かない」というお電話をいただきました。

「ヒンジ」とは、フォークリフトの爪（フォーク）が上下に動く

リフトのことです。

片側三個のローラーでマストの中に入っていて、上に上がったり

下がったりする仕組みなのですが、そのうちの下一個のローラー

しか入っておりませんでした。

この二個のローラーがマストの中に入っていなければなりません。

そのままではどうにもなりませんので、一回外します。

マストを上げて中にすべり込ませて完了です。

上の写真のような作業をする時は注意が必要ですね。

フォークリフトのマストが下がらない？というご依頼をいただきまして、現場に救行しました。

最初はもっと低かったんですが、

レバーを触ると、上がる方と回す方は動くのですが、下がらないんです。

いざ動かして下がらないと、あせります。

ちょっとわかりづらですが、足もとの油圧の部品を緩めると、

下げれました。現場で修理は不可能ですので、代車と交換で引き揚げさせて

いただきました。雨が降ってきそうな天気でしたが、かろうじて降らなかったので助かりました。

特定自主検査とは、自動車でいうところの車検です。

１年に一度受けなければならないです。

本日は、爪が下から上へ上がる（ひっくり返る状態）回転タイプです。

フォークリフトは前輪にしかブレーキが付いていないんですよ。

後ろのタイヤは、舵取りのみです。

自動車とは逆ですね。

大切な荷物を運ぶことが多いフォークリフト、

いざ大切な荷物を運んでいる最中にブレーキの効きが

おかしかったら・・・・恐ろしいですね。

ということで、ブレーキ内部も綺麗に清掃してから

点検となります。

フォークリフトは、ブレーキシューが減る前にオイル漏れ

でブレーキシューがダメになるケースが多いです。

シューの表面にブレーキオイルが飛び散ってしまうんですね。

Ｓ様のフォークリフトはオイル漏れしておらずセーフでした。

先程納車させていただいております。

いつもありがとうございます。